お金って簡単に人に借りたり貸したりする物じゃないと言う事を、厳しく父から学びました。厳しい父親だったのでいつも何かしらで酷く怒られていました。子供心にもそれはその都度とっても傷ついたり、そこまで怒られなくても良い事ではないか？とか、よその家に行ってもそんなにいつもガミガミしている親はいませんでしたから、我が家の父親だけなんでそこまで厳しいんだ！と正直悲しい気持ちを拭う事は出来ませんでした。でも唯一父親から受けた教育？のなかで非常に心に残って実行している事があります。それはお金の貸し借りのことでした。どんな事があってもお金を貸したり借りたりは絶対にするな！ということです。つい最近の事なんですが、親友と言える長年の友からお金を貸し手欲しいと言われました。そんな事は予想だにしていなかった私はちょっとびっくりして何故お金が必要なのかを聞こうと思ったけれど、止めました。何故なら父親の教えを思い出したからなのです。もし理由を聞いて本当に親切心で貸したくなったらどうしようと思ったのです。私は何も聞かずにごめんなさい。それは出来ないの。我が家も一杯いっぱいで、そんな余裕は無いの。ごめんなさい。と謝りました。お金借りること、貸す事は親友も失くします。